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サロン予約システムの導入に補助金が使える!知っておきたい制度とは

公開日:2023/04/15  


サロン予約システムの導入に、補助金を使えることをご存じですか?いま経営しているサロンをさらに成長させるには、新しい要素が必要です。そこでおすすめするのが、サロン予約システムの導入です。では、サロン予約システムはどうすれば導入できるのでしょうか。今回は、サロン予約システムの導入に補助金が使えることについて紹介します。

サロン予約システムの導入に使える補助金制度がある

現在、サロン予約システムの導入に、使える補助金制度があることをご存じでしょうか?詳しく解説します。

サロン予約システムとは?

サロン予約システムとは、ユーザーからの予約を一括管理してくれるシステムのことです。これまでの予約が、入力フォームを通して入り、パソコンやタブレットで予約状況を確認することができます。お店が手動でやっていたことが、これからはシステムが全て代行してくれます。そのため、お店側は予約管理業務から解放され、他の業務にリソースをつぎ込むことが可能です。

サロン予約システムの導入に使える補助金制度とは?

サロン予約システムの導入に使える補助金制度とは、IT導入補助金のことです。IT導入補助金とは、ITツールを導入する際に、経費の一部を補助してくれる制度で、中小企業・小規模事業者・個人事業者などが対象になります。補助金を用いて、各企業が抱える課題・ニーズを解決・解消することを目的としています。

補助金を利用するメリット・デメリット

補助金を利用するとどんなメリット・デメリットがあるのでしょうか?こちらで詳しく紹介します。

メリット
返済が不要である

補助金を利用するメリットは、返済が不要であることです。補助金とは、中小企業・小規模事業者・個人事業者の取り組みをサポートする制度です。そのため、融資(貸付金)ではなく交付金(給付金)扱いになります。返済の必要がなく、そのまま事業の経費として全額使うことができます。

デメリット
申請から受給まで時間がかかる

ただし補助金は、申請から受給まで時間がかかります。理由は2つあります。

ひとつ目の理由は、審査に時間がかかるからです。不正受給を防止するために、厳しい審査を行っています。

ふたつ目の理由は、利用者側から事業実績報告が提出後に、事務局側で審査をしてから交付(給付)されるからです。そのため事業を実行後、かなり経ってから交付(給付)通知がきます。

サロン予約システムの導入に使える補助金の申請方法

サロン予約システムを導入する時に、使える補助金の申請方法はどうすればよいのでしょうか?IT導入補助金を例にして、こちらで詳しく紹介します。

①IT導入支援事業者・ITツールの選定

ひとつ目が、IT導入支援事業者・ITツールの選定です。IT導入補助金は、すべてのITツールが対象になるわけではありません。登録されたIT導入支援事業者が提供しているITツールのみが、IT導入補助金の対象になります。

そのため、申請したいITツールがIT導入支援事業者であることを確認してから、IT導入支援事業者・ITツールの選定をしましょう。IT導入支援事業者が決まると、IT導入支援事業者がIT導入補助金の導入をサポートしてくれます。

➁「gBizIDプライム」のアカウント取得

ふたつ目が「gBizID(ジービズアイディ)プライム」のアカウント取得です。gBizIDとは、法人(個人事業主も含む)の共通認証システムのことです。

gBizIDには、gBizIDエントリー・gBizIDプライム・gBizIDメンバーの3種類があります。補助金の電子申請に必要なのが、gBizIDプライムです。「gBizIDプライム アカウント 取得」で検索すると、専用サイトにアクセスできます。

➂「SECURITY ACTION」の宣言

SECURITY ACTIONの宣言とは、利用者が、情報セキュリティ対策に自ら取り組むことを自己宣言する制度のことです。SECURITY ACTIONの利用規約を確認し、専用の申し込みフォームへ入力・申込を完了してから、ロゴマークをダウンロードして完了です。

④交付申請

よっつ目が、交付申請です。申請する個人・法人は、IT導入支援事業者のサポートを受けて、交付申請に必要な事業計画を作成します。手続きは、申請マイページ上で行うことができます。IT導入支援事業者から申請マイページへの招待を受け、申請者の基本情報の入力をしたのちに、情報入力書類の添付を行います。そして、導入するITツールに関する項目、事業計画を入力し、申請の宣誓を行い事務局へ送付完了する流れとなっています。

⑤交付決定

交付決定は、IT導入補助金事務局側が決定します。申請者には、マイページを通じて連絡が届きます。また同時に、IT導入支援事業者にも通知されます。

⑥補助事業を実施する

IT導入支援事業者にITツールの発注・契約・支払いを行います。

⑦補助金の交付

そして、補助金の交付です。申請者がIT導入補助金事務局へ事業実績報告、ITツールの発注・契約・支払いの完了の報告を提出します。提出書類をIT導入補助金事務局側で確認されます。提出書類が審査され補助金の金額が決定し、補助金が交付されて完了になります。

まとめ

今回は、サロン予約システムの導入に補助金が使えることについて紹介しました。ところでサロン経営に、ITツールを導入されていない方はまだまだいらっしゃいます。IT導入補助金を利用することで、ITツール導入の難易度が格段に下がる可能性があります。ぜひこの機会に、IT導入補助金を利用してサロン予約システムを導入することをおすすめします。本記事が、サロン予約システムの導入に補助金が使えるのかを知りたい方に届けば幸いです。

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