来店サイクルが延びる原因とは?定期的に来店してもらうためのコツ
サロンを経営するにあたり、定期的に来店してくれるリピーターの獲得は売上維持に欠かせません。しかし、どれくらいの頻度で来店するのかはお客様が決めるので、来店サイクルは掴みにくいですね。また、新規来店してくれたお客様にリピーターになってもらう工夫も必要です。サロンに定期的に来店してもらうために何をすればよいのでしょうか。
技術力が高い店ほど来店サイクルが延びがち
お客さんの多くは、サロンに行って仕上がりが満足できるのかどうかということを重視しています。いくら価格が安くても、仕上がりが満足できなければ、また利用したいとは思わないでしょう。サロンの技術力は、リピーター獲得のために欠かせないのです。
しかし、サロンの技術が高いと下記のようなことも起こりやすいです。
長持ちスタイルで来店サイクルが延びる
自宅でも再現しやすいヘアスタイル、長くキレイな状態が維持されるヘアスタイルを希望されるお客さんは多いです。そしてそれにこたえることができる技術力がある場合、お客さんにとってはとても満足できる仕上がりとなるでしょう。
しかし、長くキレイな状態が続くということは、それだけ次回来店してくれるまでの期間が空いてしまうということなのです。来店サイクルが延びてしまうということは、サロンの売上にも影響してしまうでしょう。
思うように予約が取れない
技術力の高いサロンは、人気があります。人気があるので、どうしても予約が取りにくくなってしまうということがいえるでしょう。希望している日時で予約ができないことは、お客さんにとって不満になってしまうので、リピーターとなってくれる機会を逃してしまうことになるのです。
来店のタイミングがわからない
お客様の中には、来店のタイミングがイマイチわからないという人もいます。なんとなく「そろそろかな」と思って来店されている人も多いのです。はっきりといつ来店すればベストなのか伝えてあげると、来店サイクルを短くできるでしょう。
定期的に店に来てもらうには声掛けのタイミングが大事
自宅でも再現しやすい長持ちスタイルであっても、定期的にサロンに来てもらうようにすることはできるのでしょうか。実は、声掛けのタイミングによって、定期的に来店してもらうことが可能になるのです。
たとえば、「そろそろ髪を切りに行こうかな~」「そろそろ染め直ししないとな~」と思っていても、いろいろ予定が入っているとつい後回しにしてしまう人は多いです。でも、「もうそろそろかな」というタイミングで、サロン側から声掛けされたらどうでしょうか?「そういえば、そろそろ行こうと思っていたんだよね」と予約しようと思うでしょう。
この絶妙なタイミングでの声掛けができれば、定期的に来店してもらうことができるのです。定期的に来店してもらうためには、それぞれのお客様のカットやカラーのタイミング、サイクルも頭に入れておかなければいけません。お客様一人ひとりの管理をしっかり行えていないと、来店サイクルを延ばしてしまうことになるのです。
来店サイクルを短縮するにはどうすればいいか
では、来店サイクルを短縮させるために、具体的にどのようなことができるのでしょうか。
まず、サロン側はお客様の髪をしっかり管理できる髪質改善のプロだということを自覚しましょう。そして、今の髪の状態をよりよくするためにはどれくらいの頻度で通うのがベストなのか、お手入れのタイミングを初回来店時にしっかりと説明するのです。
「今の髪の状態は、○○だから次回は〇か月後くらいがおすすめです」というように丁寧に説明していくことで、信頼関係を築いていくのです。サロンに安心感と信頼感を持ってもらうことが、リピーターを作るためにも大事になってきます。この時、次回の予約も一緒に取ってもらうようにすれば、よりよいでしょう。早めに予約を取ってもらうことで、希望日時に予約が取れないということも防げます。
しかし、なかなか早めの予約は取りにくいというお客様もいるのは事実です。そこで、導入したいのがサロン予約システムです。サロン予約システムは、お客様に次回来店のお知らせを届けることもできます。これにより、お客様自身がそろそろお手入れのタイミングなのだなと知ることができ、予約へと導入しやすくなります。
絶妙なタイミングでサロンからお知らせ通知が来ることで、サロンに行こうと思ってもらいやすくなるのです。また、そのタイミングで割引サービスは使えたり、お得な来店プレゼントなどがあったりすると、より集客しやすくなるでしょう。
サロンの来店サイクルを短縮させる工夫として、サロン予約システムの導入を紹介しました。サロンの売り上げアップには、どれだけリピーターさんが利用してくれるかということや、新規顧客を獲得できるかというところにあります。売り上げをアップさせるためにも、予約管理システムを活用しましょう。